教育テックでグローバルでの教育の質向上と経営革新を
学校経営の危機的状況
学校は社会の変化に対応できず、ICT活用の遅れが教育の質の格差を生んでいます。GIGAスクール構想後もICT活用が進んだ学校と、以前の状態に戻った学校が混在し、差が広がっています。
日本政府が掲げる「Society 5.0」や新学習指導要領の目標を実現し、教員の働き方改革を進めるためには、ICTの活用が不可欠です。しかし、教育の質の向上や効率化を図るための学校経営の革新は急務とされています。
「日本政府が掲げる「Society 5.0」https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
財政状況も深刻で、私立大学や短大、高校では赤字経営の学校が増加しています。このままでは学校の存続や存在意義が危ぶまれる状態であり、学校経営は危機的状況に直面しています。
日本の学校経営は、いじめ問題や財政難、志願者減少など多くの課題を抱えていますが、教育学のみでは解決が難しく、経営学の理論が解決への示唆を与える可能性があります。
学校のガラパゴス化
日本の教育は独自の進化を遂げた結果、グローバル化への対応が遅れ、世界の大学ランキングや海外進出で大きく後れを取っています。
グローバル化の現状
世界の高等教育在籍者は1970年の約2,600万人から2019年には約2億1,900万人に急増。
一方、日本は少子化で教育市場が縮小し、国内に依存する戦略では衰退が避けられません。
グローバルスクール化
日本の教育の強みと教育テックの活用を組み合わせ、グローバル展開を図ることが学校経営革新の鍵となります。
日本の教育機関は国内市場の縮小から抜け出すため、ICT活用による教育の質向上と国際展開を進める必要があります。これにより、グローバル需要を取り込む経営革新が求められています。
月刊「学校法人」に連載している「教育テックで変える未来社会」から、過去掲載された記事から要約してご紹介
記事全文は:月刊 学校法人
教育テックでグローバルでの教育の質向上と経営革新を(前編・中編・後編)
【月刊 学校法人】連載企画 2023年7月号 :根岸 正州(ねぎし まさくに) 織田 竜輔(おだ りょうすけ)
学校法人OCC 教育テック大学院大学では、現在の教育の課題に寄り添い変革していく人財養成に取り組みます。
社会人として実務経験が2年以上の方ならどなたでも学校法人OCC 教育テック大学院大学で教育のMBA(教育経営学修士)を取得して教育の課題に取り組んでいきませんか。
一緒に教育の変革者として学校経営の課題に取り組んでいきましょう。
学校法人OCC 教育テック大学院大学では、セミナー・説明会や個別相談会を随時開催しております。まずは、説明会にお申込みいただき、皆さんのご意見をお聞かせください。