教育目標と三つのポリシー
教育目標
教育テック大学院大学では、「教育をはじめとした社会課題を科学的に分析し、教育学・情報学・経営学の方法論や知見を活用・応用し、社会変革を実現する」との教育テックの理念に基づき、教育テックの深い理解と積極的な実践を通じて、人類社会の持続的発展に資することを目指した教育・研究に取り組みます。そして、世界最先端の研究課題に触れ、自ら課題の抽出と解決法の発見を体験させることにより、「教育界における課題を、グローバル視点で自ら進んで発見し、かつ科学的に分析し、教育学・情報学・経営学の方法論や知見を基礎に、解決策を構想することで社会変革を実現する高度専門職業人」を教育目標(養成する人材像)とします。
三つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
- 教育界における課題を発見し、背景や関わる要因をグローバル視点で俯瞰し定義することができる。(課題発見・要因定義能力)
- コース
- (教育情報コース)教育界における課題に情報学の知識・スキルを活用し改善・解決することができる。(改善・解決能力)
- (教育経営コース)教育界における課題に経営学の知識・スキルを活用し改善・解決することができる。(改善・解決能力)
- 科学的知見に基づき実践からデータを取得し仮説を立て検証することができる。(科学的な検証能力)
- 教育テックによる教育界に関する社会変革を目標に、自らの構想を立てることができる。(社会変革の構想能力)
カリキュラム・ポリシー
- 基礎の提供各専門分野の基本的な知識とスキルを確実に身につけることができるよう基礎内容を含めた科目を用意する。
- 課題発見・要因定義能力の育成教育界のグローバルな課題を自ら進んで発見し、詳細に定義するための分析手法と視野を広げる科目を用意する。
- ICT 活用による教育改革ICT の効果的な活用方法を学ぶ科目を用意する。また、教育現場のDX に寄与するためのICT ソリューションの設計と導入に関する科目を用意する。
- 経営学の知見を利用した教育経営改革未来の学校や民間教育組織に対応するための経営戦略を設計・実行できる能力を育成する科目を用意する。
- 科学的検証能力の強化学生が教育界の諸課題に対してデータ収集、仮説設定、検証を行う能力を身につけるための科目を用意する。
- 社会変革の構想能力の育成教育テックを活用して教育界における社会変革を構想し、その実現に向けた戦略的思考と実行力を養成する科目を用意する。
アドミッション・ポリシー(求める学生像)
- オンライン授業に必要な、一般的なICT 知識・技能を有し、かつ教育学・情報学・経営学のうち、いずれかの分野の知識・技能を有していること(知識・技能)
- 教育学・情報学・経営学・現代社会のうち、いずれかの分野の課題を発見し、考察するための柔軟な思考力を有していること(思考力)
- 実務経験を有し、教育へのICT の活用もしくは教育機関の経営に強い関心を抱く者であり、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ意欲を有していること(主体性・協働性)